笠原病院は1917年(大正6年)に開設された業歴100年超の病院です。開設当初より「真療:真心の医療」をモットーに診療を行い、地域医療に根ざしてきました。病院の建物は1998年(平成10年)に現在の場所へ新築移転されたものです。
当院については、時代の流れとともに運営・診療内容も変化し、現在は外科及び内科の常勤医師が日常診療を担い、整形外科、婦人科診療は金沢医科大学及び福井大学の非常勤医師で行っています。
入院部門においては、一般病棟43床(地域包括ケア病床)、療養病棟28床を有している他、2022年(令和4年)1月1日に「院内介護医療院」32床を開設、重い基礎疾患を持つ高齢者の方が安心して生活・介護を受けられるようになっています。このことにより、当院は高齢化が進む時代には欠くことのできない施設になったと考えています。
また「さわやか訪問看護ステーション」、「さわやか介護支援センター」も併設しており、地域医療連携室と協力し、地域の病院や診療所、介護事業所、訪問看護ステーション等と連携を密にしながら、切れ目のない医療・介護を提供できるよう努めています。
その他、当院は予防医学にも力を入れており、がん検診(肺がん・胃がん・大腸がん・子宮頸がん・乳がん)や特定健診、協会けんぽの各種健診、人間ドック等も行っています。
現時点において最良の運営・診療体制を整えていると考えていますが、今後も時代の変遷に対応し、地域に貢献できる病院、地域のみなさまに親しまれる病院を目指して、職員一丸となり努力したいと考えています。
今後とも宜しくお願いいたします。
医療法人 笠原病院
理事長 村井 アトム