2024.02.15
お知らせ
褥瘡予防対策の研修
今回は褥瘡予防対策について、外用薬の選択についての研修会を行いました。
褥瘡は、「床ずれ」ともいい、圧迫やすれが一定期間持続すると(組織が
不可逆的な阻血性障害を)発症します。
予防対策には、体位変換やポジショニングが重要ですが、発生してしまった方、
すでに発生している方に、どのような外用薬を選択すべきか、薬剤について
学びました。
褥瘡が発生したらどう評価するのか。
皮膚の構造や、褥瘡の治癒過程、観察の仕方など…
滲出液の量や皮膚の状態において、外用薬を使い分けることが、大切であると
理解しました。滲出液が多いと、感染・炎症を伴うし、乾燥しすぎると、皮膚の
再生が促進されず、バリア機能が低下してしまう⁉
DESIGN-Rをまずつけみて、創を観察し、医師に相談しながら、各期に応じて
選択する。被覆材は使用するタイミングをみて行うなど、理解することができ
ました。研修を通して、私たち、看護師・介護士にできることは、褥瘡を作らない
ようなケアをしていくことが、いかに大切であると痛感した有意義な研修でした。